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アストンマーティンVantage GT8 ニュルブルクリンク24時間レースSP8クラスで優勝

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アストンマーティン・レーシングは、終盤に大雨に見舞われてドラマティックなフィナーレとなった2017年ADACニュルブルクリンク24時間レースにおいて、隙のない完璧なパフォーマンスを披露、圧倒的な強さでSP8カテゴリーを制しました。

7号車のアストンマーティンVantage GT8は、SP8クラスの大半をリードしただけでなく、メトロノームのような正確さでラップを刻み、夜のとばりが降りてからは上位スペックのGT3マシンと互角の走りを見せて、一貫してトップ30圏内を走行しました。

市販車に近いSP8スペックのVantage GT8には、革命的なネクスセル(Nexcel)アクティブ・オイル・マネージメント・システムが採用されています。レースがフィナーレに近づくと大雨に見舞われ、全長20.832kmのノルドシュライフェ全域が雨に呑まれました。それまでのチームの努力が一瞬にして水泡に帰してしまう危険の中、最後のスティントを受け持ったアストンマーティン・ファクトリードライバーのダレン・ターナー(英国)は、持てる経験とスキルを最大限に発揮して、Vantage GT8を冷静にチェッカーに導きました。

チーム代表のデイビッド・キングとターナーは、後続マシンに対するアドバンテージを見て、ピットインしてポジションを落とすリスクを避けて、総合21位でチェッカーを受ける決断を下しました。

レース後、ターナーは次のようにコメントしました。「ノルドシュライフェで大雨が降ったとしても、本当に影響を受けるのはサーキット全体の1/3程度です。タイヤ交換を決断するのは、コース全域がウェットになった時です。クラスのライバルとは大きな差があったので、あのタイミングでピットに入ってタイヤ交換をする必要はないと判断しました。昨年はチェッカーまで数時間のところまでクラス首位を走っていました。今年はこのマシンにふさわしいリザルトを獲得しようと強く意識していました。ノルドシュライフェでの勝利は格別です。ここでは、他のマシンよりも、サーキット自体や自然環境が手強いライバルです。特に市販車に近いスペックで走るのは厳しいサーキットです。この戦いを生き延びて、しかも勝利を収めたのは、Vantage GT8の作りの良さと高いクオリティの証明です。」

FIA世界耐久選手権(WEC)ディフェンディング・チャンピオンのニッキー・ティーム(デンマーク)は、大好きなサーキットでSP8クラスを制したことに歓びを隠せないようです。
「すごいイベントでした。そして途轍もないリザルトです。24時間ドライのままの方が珍しいサーキットなので、終盤の雨は驚きではありませんでした。それに、ダレンならば大丈夫と信じていました。週末を通じて、マシンは一貫してドライブしやすかったです。本当に素晴らしい結果で、チームとスタッフ全員に感謝します。」

ターナーとティームに加えて、ピーター・ケイト(英国)、ノルドシュライフェ・レギュラーと呼ぶべきマルクス・ルングストラッセ(ドイツ)がカルテットを組んで、マシンをチェッカーに導きました。ケイトとルングストラッセは、ドライブが難しいナイトセッションで、ともに2度のスティントを担当しました。ケイトは、次のようにVantage GT8のパフォーマンスを賞賛しています。「驚異的なマシンです。昨年の段階で戦闘力があることはわかっていました。今年は実戦でそれを証明した格好です。また、ダレンとニッキーがいれば鬼に金棒です。マシンをどうやってセットアップし、セットアップをどう煮詰めて行くか、彼らなら完全にわかっています。市販車に多少の改造を施しただけのクルマで総合21位というのは驚異的なリザルトです。」

ルングストラッセは、次のようにつけ加えています。「素晴らしいマシンでした。ドライブもしやすかったです。今回はダレンやニッキーのようなWECレギュラーと一緒に走って、多くを学ぶことができました。個人的にはそれが最大の収穫です。まさに夢が叶った気分です。デイビッドにドライブの機会をもらったことを誇りに思います。本当に素晴らしい経験でした。」

アストンマーティン・レーシング社長のデイビッド・キングは、次のようにコメントしています。「あと1ラップすればチェッカーというタイミングで、ライバルマシンがピットに入ってきたので、もう絶対に彼らは我々に追いつけないと確信しました。それで、そのまま走らせました。あの戦術がうまく行きました。ダレンは機械のように冷静に仕事をしてくれました。非常に難しいコンディションにもかかわらず、まったく隙のないレースができたのは賞賛に値するでしょう。ハードで、目まぐるしいほど速く、タフなレースでした。マシンは我々のニーズに完璧に応えました。走りは完璧でした。ドライバー陣も素晴らしい仕事をしてくれました。4人揃って実力を発揮してくれました。ふたりはプロフェッショナルと呼ぶにふさわしく、残りのふたりは今、トップドライバーの領域に入ろうとしています。チームスタッフの仕事ぶりにも誇りを覚えます。偉業と言っても良いでしょう。総合優勝と何ら変わるところはありません。Vantage GT8はGT3マシンではありません。V8エンジン、ギアボックス、そしてエレクトロニクスは、すべて標準仕様です。そのクルマがクラス優勝を勝ち取ったのですから、Vantageの素性の良さが改めて確認された、と言って差し支えないでしょう。」

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