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アストンマーティン、生産バージョンのRapide Eを上海モーターショーで世界初公開

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4月16日、アストンマーティン・ラゴンダは、同社初の電気自動車、Rapide Eの最終的な生産バージョンを、上海モーターショーで世界初公開しました。

アストンマーティン・エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーのマレク・ライヒマンによって発表されたRapide Eは、ラグジュアリー・ブランドのアストンマーティンにとって極めて重要なモデルです。アストンマーティンVulcan、Vanquish Zagatoファミリー、DB4 GT Continuationといった、これまでに発表されたスペシャル・エディションの成功を受けて登場したRapide Eは、優れたパフォーマンス、高度なクラフトマンシップ、エクスクルーシブなキャラクターを受け継ぎながらも、アストンマーティンを電気自動車の時代へと推進する役割を果たします。

アストンマーティンにとって電動化の拠点となる、最先端のセント・アサン工場で初めて生産されるRapide Eは、同社の幅広い電動化戦略と、世界初の電気自動車のラグジュアリー・ブランド、ラゴンダの成功を実現するための先駆けとなるクルマです。155台のみが限定生産されるこのスペシャル・エディションは、ウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリング(WAE)と共同で開発されました。

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上海で初公開されたRapide Eのデザインは、アストンマーティンの設計およびエンジニアリング・チームが、Rapideのエレガントなフォルムを基に、最適な空力性能を引き出すために協力して作業を行いました。フロントエンドを見ると、伝統的なラジエーターグリルが、印象的なハニカムグリルに変更されています。EVパワートレインでは、従来の内燃エンジンよりも冷却要件を低く設定することができるため、アストンマーティンの空力エンジニアは、フロント周りの開口部を最適化し、ボディを通過するエアフローを最小化し、車両全体の空力効率を改善しました。その結果、航続距離も伸びています。

設計が見直されたアンダーフロアでは、フロント・スプリッターからリヤ・ディフューザーへと流れるエアフローを最適化しました。このリヤ・ディフューザーは、従来のエキゾースト・システムが不要になったことを受けて、Rapide E専用に新設計されたものです。足回りを見ると、鍛造アルミニウム製の空力ホイールのデザインが新しくなり、ブレーキの冷却性能を犠牲にすることなく、より高い効率を実現しています。タイヤは、転がり抵抗の低い専用のピレリP-Zeroタイヤを装着しています。これらの変更により、Rapide Eの空力パッケージは、以前の内燃エンジンを搭載したモデルよりも8%向上しています。

インテリアに目を転じると、アストンマーティン初の電気自動車、Rapide Eにふさわしい素材とテクノロジーが採用されています。従来のアナログメーターは、姿を消しています。その代わりに、10インチのデジタル・ディスプレイが設置され、バッテリーの充電状態、現在のモーター出力レベル、回生パフォーマンス、リアルタイムのエネルギー消費量といった重要な情報が表示されます。アストンマーティンのエンジニアリング・チームが設定した厳しい重量目標を達成するため、数多くのエリアにカーボンファイバーが使用されています。

クルマを超えた乗車体験を提供するため、クルマの主要な情報は、専用のアプリを通して、離れた場所からでも確認することが可能です。この便利なアプリには、走行可能距離、現在のバッテリー容量、充電のタイミングに加え、ナビゲーションの目的地も設定することも可能です。目的地を、アプリからクルマに送信することで、ルート計画をより簡単に行うことできます。駐車場の情報も、アプリを介して見ることができます。クルマを降りてから歩いて進む方向も表示されるため、混雑した場所で駐車場を探す作業が容易になります。さらに、Rapide Eの技術的な状態もアプリで確認することが可能で、メンテナンスの時期が到来すると、リマインダーを受け取ることもできます。

AML/WAEのスタッフから構成されるエンジニアリング・チームは、開発プロセス全体を通して、バッテリー・システムと電気モーターをRapideのボディ構造に合わせて搭載する作業を集中的に行い、その後、バッテリーとモーターの効果的な冷却方法を開発することに成功しました。

800Vのエレクトリカル・システムによって駆動するRapide Eは、5,600以上のリチウムイオンバッテリー(18650形式の円筒形セル)を搭載することにより、65kWhのバッテリー容量を備えています。この専用のバッテリー・パックは、6.0リッターV12エンジン、ギアボックス、燃料タンクが配置されていた場所に搭載されています。また、800Vのエレクトリカル・システムによって、より効率的な充電が可能になり、既存の電気駆動システムと比較して、熱特性も大幅に改善されています。バッテリー・システムは、合計で610PSをわずかに上回る最高出力と950Nmの強力なトルクを発生し、車両のリアに搭載される2基の電気モーターに電力を供給します。

Rapide Eの航続距離は、新しい燃費基準のWLTPモードで200マイル(約322km)です。一般的な400V 50kWの充電器を使用した場合、1時間あたり185マイル(約298km)のレートで充電することができます。しかし、クルマに搭載されている800Vの高電圧バッテリー・システムは、100kW以上を供給可能な800Vの充電プラグを使用することによって、1時間当たり310マイル(約500km)のレートで急速充電することも可能です。外出先で充電する場合に備えて、このクルマには、約3時間で充電することができる、業界最先端のハイパワーAC充電器も搭載しています。

Rapide Eの最高速度は250km/h(電子リミッター作動)で、0〜100km/h加速は4.2秒、80~112km/hの中間加速はわずか1.5秒です。これらの数値は、800Vのエレクトリカル・システムによって実現しており、バッテリー充電量や気候条件によって制限されることはありません。Rapide Eは、お客様がアストンマーティンに期待する高いパフォーマンスを、コンスタントに繰り返し発揮することができます。さらに、バッテリーやモーターの性能を低下させることなく、ニュルブルクリンクを全開走行で1周することも可能です。

Rapide Eはまた、パワートレインとハンドリングの両方で選択できる3つのドライビングモード(GT、スポーツ、スポーツ+)において、電動パワートレインとシャシーを注意深く設定したことにより、V12エンジンを搭載して高い評価を得ているRapide AMRと比較しても、走行フィール、キャラクター、パワーデリバリーの面をさらに強化しています。Rapide Eに搭載される2基の電気モーターは、リミテッドスリップ・ディファレンシャルを介して後輪を駆動します。スプリングとダンパーの設定を見直すことで、ガソリン・エンジンを搭載したRapide AMRと同等のハンドリング特性を実現しています。

Rapide Eの上海でのデビューを前に、アストンマーティン・ラゴンダ社長兼グループCEOのDr アンディ・パーマーは次のように述べています。「Rapide Eの発表は、アストンマーティンにとって大きな意味を持っています。アストンマーティン初の電気自動車を発表することで、私たちは歴史的な一歩を踏み出しました。弊社は、環境に対する責任と持続可能な未来の実現という大きな挑戦に向けて準備を進めています。自動車メーカーとして、私たちはこれから到来する未来をそのまま受け入れることはできません。私たちは、積極的により良い未来を追求しています。そうすることによってのみ、私たちは学習し、準備することができます。しかし、その一方で、ドライバーや自動車愛好家として、愛すべきものを未来へと残していく必要もあります。このような理由により、たとえEVテクノロジーを採用しても、アストンマーティンならではの特徴を維持することが非常に重要でした。私は、Rapide Eがこのような願望を具現化し、エキサイティングな未来の扉を開くと確信しています。」

Rapide Eは、現在注文を受け付け中です。価格に関しては、ショールームまでお問い合わせください。

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