2016.06.17
アストンマーティン、DB9「Last of 9」を発表
アストンマーティンは、アイコン・モデルとして君臨するDB9のファイナル・バージョン、「Last of 9」を発表します。英国ゲイドンにある最先端のファクトリーで製造された最初のモデルとなったDB9は、ワールドクラスのGTパフォーマンスと卓越したクラフツマンシップを特徴としています。
DB9は、アストンマーティン・ブランドにおけるスポーツカー・ラインナップの主力車種であり、最新バージョンのDB9 GTは、ジェームズ・ボンド・エディションとして限定生産され、コレクターの間で大きな話題を集めました。わずか18台のみが製造され、日本市場には3台のみが導入される「Last of 9 」は、アストンマーティン・エンスージアストおよびコレクターにとって、注目の的となっています。
「Last of 9」の製造は、アストンマーティンのビスポーク的パーソナライゼーション部門であるQ by Aston Martinの手に委ねられ、輝かしいDBの血統を反映したユニークでラグジュアリーな専用アイテムが装備されます。エクステリア・カラーには、Qヘリテージ・カンバーランド・グレイが採用される一方で、インテリアにはサンドストーム・ゴールドレザーの装飾ピンストライプを備えたセミアニリン・ビターチョコレート・カラーの本革シートが奢られます。インテリアには「Last of 9」の刺繍が施され、ヘッドライニングはカシミア張りとなります。
クルマのフロントとリヤを飾るマザー・オブ・パール製のインレイ・ウイング、V12エンジンに装着されるQ by Aston Martinプレート、フェンダーに装着されるブラック塗装の「Last of 9」バッジなど、特別な限定バージョンにふさわしいカスタムメイドのバッジも製作されました。ダッシュボードには、フィドルバックと呼ばれる、木目を美しく揃えたウッドパネルが採用され、ビレット・アルミニウム製のロータリー・スイッチには、機械加工による飾り模様が施されています。
「Last of 9」をご購入いただいたお客様には、製造プロセスを記録したQ by Aston Martinブックが贈呈されると共に、アストンマーティン・オーナーズ・クラブへの登録が公式に行われます。これによって、クルマの出自が明らかになると同時に、コレクターズ・アイテムとしての価値も高まります。さらにお客様は、クルマの製造工程を見学するために、アストンマーティン本社を訪れることもできます。