「Fiat 500X」を一部改良 インフォテインメントシステムの機能を強化
FCA ジャパン株式会社は、「Fiat 500X(フィアット 500X)」に仕様変更を施し、販売します。なお全国のフィアット正規ディーラーでは3月10日(土)と11日(日)の2日間、500Xの一部改良を記念したフェアを開催します。
500Xは、500の流れを汲んだデザインと高い居住性や利便性を兼ね備えたスモールSUVとして2015年10月の発売以来、好評を博してきました。17年7月には自動ブレーキ(クラッシュミティゲーション付前面衝突警報)の標準化など安全機能を中心とした仕様の向上により、輸入スモールSUVの新基準を打ち出しました。今回の仕様変更ではスマートフォンとの連携を強化するなど機能がさらに充実し、ワンランク上のカーライフを提供します。
大型タッチスクリーンでスマートフォンを快適操作
500Xのラインアップは従来通り、充実した安全装備や機能を持つ4×2モデルの「Pop Star」をはじめ、レザーシートなどの豪華装備を持つ「Pop Star Plus」、専用エクステリアや高出力仕様エンジンおよび9速ATの採用などSUVとしてのルックスと走りを強化した4×4モデルの「Cross Plus」の3グレードが揃っています。
今回の仕様変更では、全モデルに最新世代のインフォテインメントシステム「Uconnect®(ユーコネクト)」を採用しました。新世代のUconnect®は、5インチから7インチへとサイズアップした大型タッチパネルモニターを備え、視認性や操作性が大幅に向上しています。さらにApple CarPlayおよびGoogle Android Autoに対応し、タッチパネルモニターなどを介して目的地の検索や設定、ハンズフリー通話やメッセージの送受信、音楽再生などスマートフォンの機能が簡単に操作できるようになりました。
また、センターコンソールに備わるUSBポート(iPod/iPhone対応)を従来の1ポートから2ポートへと増設しました。これにより2つのスマートフォンを同時に充電することも可能となり、移動時間をより有効に活用することができます。
このほか500Xは、バイキセノンヘッドライトをはじめ、コーナリングフロントフォグランプ、クルーズコントロール、デュアルゾーン式フルオートエアコン、パドルスイッチ、レーンデパーチャーウォーニング(車線逸脱警報)、START&STOPシステムなど豊富な装備を全車に標準装備しています。なおドライブモードセレクターは今回の仕様変更からCross Plusのみに装備されます。
このように500Xは充実した安全・アメニティ装備に加え、インフォテインメントシステムの大幅な機能アップにより、街乗りから長距離まで幅広いシーンにおいて、より安全で快適な移動空間を提供します。
なおボディカラーは、カプチーノ・ベージュ、ジェラート・ホワイト、パッション・レッド、アバター・ブルーに加え、新色ファッション・グレーの全5色を設定しています。
<車両概要>
500X Pop Star/Pop Star Plus
【メーカー希望小売価格】
Pop Star :2,927,000円 [税抜 2,710,186円]
Pop Star Plus:3,165,000円 [税抜 2,930,556円]
【主な仕様】
エンジン:直列4気筒 マルチエア 16バルブ
インタークーラー付ターボ
排気量: 1,368cc
燃費(JC08モード): 15.0km/l
最高出力: 103 kW(140ps)/5,000 rpm [EEC]
最大トルク: 230Nm(23.5kgm)/1,750 rpm [EEC]
トランスミッション: 6速乾式デュアルクラッチオートマチック
ハンドル位置: 右
500X Cross Plus
【メーカー希望小売価格名】 Cross Plus:3,435,000円 [税抜 3,180,556円]
【主な仕様】
エンジン:直列4気筒 マルチエア 16バルブ
インタークーラー付ターボ
排気量: 1,368cc
燃費(JC08モード): 13.1km/l
最高出力: 125 kW(170ps)/5,500 rpm [EEC]
最大トルク: 250Nm(25.5kgm)/2,500 rpm [EEC]
トランスミッション: 9速オートマチック
ハンドル位置: 右