JAGUARLAND ROVER

2016.08.31

ジャガー・ランドローバー、2016/17年度第1四半期の決算を発表

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英国最大の自動車メーカーであるジャガー・ランドローバーは、2016/17年度第1四半期(2016年4~6月)の決算を発表しました。

第1四半期における世界販売台数は、前年同期比16%増の13万2,700台を記録しています。そのうち、ジャガーはすべての地域において販売台数を伸ばしており、スポーツ・サルーン「XE」やジャガー初のパフォーマンスSUV「F-PACE」などの新型モデルが貢献し、前年同期比76%増の31,800台となりました。ランドローバーでは、プレミアム・コンパクトSUV「DISCOVERY SPORT」の堅調な世界的需要が牽引し、前年同期比4%増で、初の10万台を突破しました。

ジャガー・ランドローバーの最高経営責任者(CEO)、ラルフ・スペッツ博士は、次のように述べています。
「この四半期の販売実績は、アメリカにおける『XE』のように、当社の新型モデルがお客様に好意的に受け入れられたことを反映しています。当社のすべての主要市場において販売台数は増加しており、高い収益性を堅持しています。」

第1四半期の売上高は、今回の販売台数の堅調な増加を受け、前年同期の50億ポンド(約6,750億円)と比較し、55億ポンド(約7,425億円)に伸長しました。また、EBITDA(支払利息・税金・減価償却・償却控除前利益)は6億7,200万ポンド(約907億円)で、利益率12.3%、税引き前利益は3億9,900万ポンド(約539億円)でした。2016/17年度第1四半期の業績には、卸売上高の増加、主にポンドの下落に起因するユーロ建て債の8,400万ポンド(約113億円)の再評価を含めた2億700万ポンド(約279億円)の為替差損の影響が反映されています。為替再評価を除いたEBITDAの利益率は約14%でした。

ジャガー・ランドローバーは、ジャガー史上最速で販売台数を伸ばしている「F-PACE」に加え、世界で最も機能的でオールシーズン対応のコンバーチブル・モデルである「RANGE ROVER EVOQUE CONVERTIBLE」を投入し、米国市場向けに「XE」をラインアップしています。さらに中国では、奇瑞汽車と設立した合弁会社の中国江蘇省常熟市にある工場で、新型「XFL」を製造することが決定しました。これは当工場で製造される初のジャガー・モデルで、今夏後半に中国で販売開始予定です。

継続的なグローバル拡大戦略の一環として、ジャガー・ランドローバーはブラジルのリオデジャネイロに、英国以外では初となる全額出資の製造工場を開設しました。この世界トップレベルの工場では、「RANGE ROVER EVOQUE」と「DISCOVERY SPORT」を製造します。

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