2013.05.27
2シーターのスポーツカー ジャガー新型『F タイプ』を発表
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは5月24日、2シーターコンパーチブル「F タイプ」を発表。ジャガーの2シーターコンパーチブルは「E タイプ」以来約50年ぶりの登場。近年のジャガーブランドの上級車にならってオールアルミ製のボディーを採用し、エンジンは3.0リッターV型6気筒と5.0リッターV型8気筒の2種類を用意し、価格は950万円から1250万円。
国内に導入されるF タイプはスーパーチャージャー付きの3.0リッターV型6気筒DOHCエンジンの「F-TYPE」と、スーパーチャージャー付き5.0リッターV型8気筒DOHCエンジン「F-TYPE V8 S」の2グレードで、「F-TYPE」の最高出力は250kW(340ps)/6500rpm、最大トルクは450Nm/3500rpm。「F-TYPE V8 S」の最高出力は364kW(495ps)/6500rpm、最大トルクは625Nm/2500rpm。エンジンはいずれもガソリン直噴システムを採用。
トランスミッションは共に電子制御8速ATで、各段のギア比の差が小さく、スポーツカー向けの変速比を設定し、カーブ走行を「コーナー・レコグニション」が検知すると、変速比を維持してカーブを走り抜ける機能や、追い越し動作を検知すると、加速に備えて低めのギアを維持するなどの機能を有する。
また、最近のジャガー車にあるようなダイヤル式のシフトレバーではなく、センターコンソールにシフトレバーがあり、マニュアルで変速が可能。ステアリングホイールにもパドルを搭載し、こちらでも変速が可能。
駆動はFRレイアウトを採用、サスペンションはダブルウィッシュボーン式。「F-TYPE V8 S」には車体の動きを1秒間に100回検知して減衰量を調整する「アクティブダンピング」を搭載。そのほか「F-TYPE V8 S」には、後輪へのトルク伝達を調整しトラクションを最大化する「電子制御アクティブディファレンシャルコントロール」も搭載。前後の重量配分は50:50。
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