2012.08.24
ジャガー・ランドローバー、50件のグローバル・プロジェクトを通じ、 5年で520万トンのカーボン・オフセットを実施
ジャガー・ランドローバー(以下、JLR)は本日、この5年間で50件目のグローバルカーボン・オフセット・プロジェクトにあたる、「ライフストロー(LifeStraw)プロジェクト」への支援を正式に発表しました。このライフストロー・プロジェクトは、ケニアで安全な飲料水を提供するという革新的な取り組みです。
過去5年にわたり、JLRはクライメートケア(ClimateCare)と協力し、世界17カ国で50件のCO2削減プロジェクトに投資してきました。両者が支援した初期プロジェクトとして、ウガンダ、ガーナ、カンボジアに18万個以上の燃料効率の良い新しいストーブが提供され、この活動によりCO2が劇的に削減し、室内空気の状態が向上されました。このプロジェクトは、対象国の約100万人の健康に直接的な影響を与えました。
WHO(世界保健機関)によると、12億もの人々が現在も水の不足する地域に暮らしており、彼らは、飲料水を不衛生な上水用水源に依存することを余儀なくされています。「ライフストロー・プロジェクト」により、何千人ものケニアの人々が、簡易浄化装置を通した安全な飲料水を利用できるようになります。
サステナブル事業の一環として、JLRは2014年までに1000万トンのカーボン・オフセットに取り組むと公約しており、ライフストロー・プロジェクトなどへの取り組みを通じて、現在までに520万トンのCO2を相殺してきました。
JLRの開発プロジェクトにおけるカーボン・オフセット・ポートフォリオは、革新的な低CO2技術やエネルギー効率だけでなく、再生可能エネルギーにも焦点を当てています。風力発電プロジェクトは現在、JLR のプロジェクト・ポートフォリオの30%を占めており、130万トンのCO2排出削減を担っています。これらのプロジェクトに対するJLR の支援は、再生可能エネルギーに対する投資家の信頼を強化すると同時に、化石燃料に代わる重要な代替燃料の提供につながります。
4大陸に渡り、廃棄物、バイオマス、風力エネルギー、水力発電などの技術による再生可能エネルギー生成プロジェクトから、低CO2の開発促進プロジェクト、エネルギー効率推進プロジェクトに至るまでの様々なプロジェクト支援が実施されています。そして、JLR の支援活動により、計500万トン以上のCO2が直接的に削減されました。