2013.09.13
ジャガー・ランドローバー、先端軽量アルミニウム製アーキテクチャ向け 約15億ポンドの投資を発表
ジャガー・ランドローバーは、9月10日、将来のモデルに先進技術を用いた、全く新しいアルミニウム製アーキテクチャを採用するため、約15億ポンドを投資することを発表しました。ジャガーの製品ラインアップを拡充すべく、英ソリハルにある最先端の製造工場では、1,700名が新規雇用の予定です。
この革新的なアーキテクチャを採用した最初の市販モデルは、ジャガーの新しいミッドサイズのスポーツセダンです。2015年に発売を予定しているこのモデルは、これまでのC/Dセグメントで類を見ない、最も効率がよく、先進的で、洗練されたプレミアム・スポーツセダンです。(日本市場への導入時期は未定です)
このモデルには、ジャガー・ランドローバーが5億ポンドを投じ建設中の新しいエンジン工場で製造される最初のエンジンが搭載される予定です。この工場では、ジャガー・ランドローバーの車両に搭載される、高出力かつ燃費に優れたガソリンならびにディーゼルの新エンジンラインアップが製造されます。英ミッドランドにあるソリハル工場で新たに雇用される1,700名を加えると、ジャガー・ランドローバーが過去3年間にイギリスの製造業界で創出した雇用総数は約11,000名に達します。
ジャガーは、また、同社史上初となるスポーツ・クロスオーバーのコンセプトモデル「C-X17」も披露しました。このC-X17は、全く新しいアルミニウム製モノコック・アーキテクチャ導入に向けたスタディモデルとして創られたもので、新アーキテクチャが採用される、例えば4人乗りスポーツ・クロスオーバーなど、新たなラインアップの多様性を示しています。
この全く新しいテクノロジーが備えもつ柔軟性により、ジャガー・ランドローバーは、エキサイティングな新セグメントへの参入が可能になるだけでなく、新セグメントに対する果敢な挑戦もが可能になり、両ブランド向けに新たな市場を創出します。また、特に目の肥えたお客様にも満足頂ける、より幅広い製品ラインアップを用意します。
ジャガーにとって、これは素晴らしい将来のラインアップの礎となるものです。モジュラー式の拡大縮小可能なアーキテクチャは、軽量でありながら高剛性で、高効率を実現する革新的技術を採用しています。