2013.07.04

ジャガー スーパーカー「C-X75」の概要を公開

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英ジャガーは2013年6月27日、スーパースポーツカー「C-X75」のプロトタイプの概要を発表しました。

ジャガー「C-X75 コンセプト」は、ジャガーブランド誕生75周年を機に開発がスタートし、2010年のパリモーターショーに“サステイナブルなスポーツカー”として出展されたハイブリッドカー。

F1を想起させる、C-X75に搭載された最新鋭の1.6リッター・デュアルブースト(ターボチャージャー、スーパーチャージャー付き)4気筒エンジンは、最高出力502bhp/10,000rpmを発生します。また、別に搭載されている2基の電気モーターと併せたシステム合計出力は850bhp以上、トルクは1000Nmに達します。
量産品の中で最大のトルクと出力密度を持つC-X75の電気モーターは、さらに390bhpを加勢します。C-X75のバッテリーパックは世界最大の連続定格出力PHEVパックで、最大充電時には300kW以上を出力することができます。
先進の7速自動MTにより、ギアシフトに要する時間は0.2秒以下です。その結果C-X75は、0-100mph(0-160km/h)加速を6秒以下で実現します。C-X75プロトタイプ第1号は、テストの際、容易に時速200マイル(320km)を越え、理論上での最高時速は220マイル(360km)となっています。
可動式エアロフォイルとアンダーフロアの空力処理は時速200マイル(320km)時に200kgのダウンフォースを発生させ、アクティブシステムが高速安定性を増大させています。

開発中のあらゆるバッテリーの中で最も極端なPHEV仕様により、C-X75は電気自動車モードでも60kmの走行が可能で、またCO2排出量も89 g/km 以下となっています。
C-X75プロジェクトは、ジャガーの革新的技術に対する投資規模が英国第一位を誇るものだということを明確に表しています。また、C-X75プロジェクトの成果は、特に先進的なパワートレイン・テクノロジーと軽量複合材の分野で、ジャガーが、自動車の開発及び製造の技術的なリーディングカンパニーであることを示しています。

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