マセラティはパリ・モーターショーで、最新の4シーター・オープントップモデル「マセラティ グランカブリオMC」を初公開するとともに、来年以降の発売が予定されている、待望の3モデルの車名を発表いたしました。新車種の投入により、マセラティの販売台数は2015年までに年間5万台としていく目標です。

「マセラティ グランカブリオMC」は、マセラティがこれまでヨーロッパを中心とした レース活動で培ってきた卓越したパフォーマンス、スポーツ性能を、マセラティ4シーター･コンバーチブルの特徴である流麗なスタイリング、上質感、そして実用性と融合させ、「マセラティ グラントゥーリズモ スポーツ」「マセラティ グランカブリオ スポーツ」「マセラティ クアトロポルテ スポーツ GTS」などに改良を加えたスポーツモデルレンジの誕生です。きわめてスポーティかつアグレッシブな外観と、ロングドライブに最適なグランドツアラーとしての強さと個性を兼ね備えた「グランカブリオMC」は、レーシングカーの特性をロードカーに盛り込み、多大なる評価を受けた「グラントゥーリズモMCストラダーレ」の成功がきっかけとなって開発されました。

新車種では、スポーツラグジュアリーセダン「マセラティ クアトロポルテ」がフルモデルチェンジします。初代モデルが1963年に誕生以来、自動車市場に新しいカテゴリーを創り上げてきた歴代モデルの輝かしい50年の歴史に、新たな１ページが刻まれることになります。

ハイエンドEセグメントの４ドアセダンとして投入されるのは「ギブリ」です。あまりに有名なこの車名は、マセラティの伝統と栄光の歴史そのものを表現しています。

スポーツ・ラグジュアリーSUV「クーバン」のコンセプトモデルから生まれた最新モデルの車名は、「レヴァンテ」と決定しました。およそ1世紀前にマセラティ兄弟が会社創業を夢見ていたボローニャのエミーリア・レヴァンテ通りから名付けられたものです。「レヴァンテ」の市場投入は創立100周年を迎える2014年を予定しており、発祥の地にちなんだこの車名は、マセラティの新世代への架け橋として、最もふさわしい車名であると思われます。

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