ジャガー、「F-PACE」で、ドラマチックな片輪走行を披露し、 グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードの観客を魅了
ジャガーは、Goodwood Festival of Speed(グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード)にて、ジャガー初のパフォーマンスSUV「F-PACE」で出走し、そのダイナミックかつ正確なコントロール性能を再び披露しました。
昨年のワールドデビュー時に、世界最大の360度回転するループ・コース「loop-the-loop(ループ・ザ・ループ)」を「F-PACE」で走破するというパフォーマンスを披露し、ギネス世界記録を樹立していますが、その際にドライバーを務めた、伝説的なスタント・ドライバーのテリー・グラント氏と再びタッグを組み、スリリングな走行でグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードの観客を魅了しました。
今回、グラント氏が見せたパフォーマンスは、有名なグッドウッド・ヒルを「F-PACE」で片輪走行するというものでした。
そして、それだけでは終わらず、プロフェッショナル・フリースタイル・モーターバイク・スタント・ライダーであるリー・バウアーズ氏が同乗し、さらに観客を驚かせるパフォーマンスを披露しました。
片輪走行を得意とするバウアーズ氏は、いつものサドルではなく、「F-PACE」のレザーシートに座っていましたが、コース上で片輪走行を続ける中、助手席の窓から外に出て、車両の側面に立って観客に挨拶した後、フィニッシュラインを通過する前にまた車内に戻る、という離れ業を成し遂げました。
テリー・グラント氏は、次のように語っています。「ジャガーは私に世界最大のループ・コースを『F-PACE』で走行しギネス記録を打ち立てるという機会を与えてくれました。
そんなジャガーから、再び『F-PACE』を駆るチャンスを提案された時、私には断る理由はありませんでした。
堅牢かつ軽量なアルミニウム・ボディ構造と、緻密なコントロール性能は片輪走行には理想的ですし、リー・バウアーズ氏とチームを組めたことも素晴らしい経験でした。彼は走行中に車の外に出てしまいましたが。」 プロのスタント・ドライバーであるグラント氏の手腕をもってしても、片輪走行を実現するには多くの時間をかけて計画する必要がありました。
英国ノーサンプトンシャー州にあるサンタ・ポッド・レースウェイで最終準備を終えることができたのは、パフォーマンス披露を行うわずか数日前でした。
観客に、走行車両が「F-PACE」であることを訴求するため、車両のルーフと下側に、『#FPACE』という文字を装飾し出走しました。
ジャガーが初めて手掛けたパフォーマンスSUVは、過去最速の販売ペースを記録しています。
世界で発売を開始してから約10か月を経た時点で、14,000台を超える受注を達成しており、世界限定2,000台の特別仕様モデルである「F-PACE FIRST EDITION(ファースト・エディション)」はすでに完売しています。
「F-PACE」は、ジャガー初のパフォーマンスSUVで、ボディの80%にアルミニウムを使用した軽量モノコック車体構造を採用しています。
ここまで多くのアルミニウムを使用しているのはセグメントで唯一であり、さらにセグメントトップを誇ります。
なお、ジャガー・ランドローバーの英国ソリハル工場で製造しています。