2013.09.24
HAKKO OFFROAD MEETEING 2013!
ランドローバーのオーナー様が本格的なクロスカントリー・コースを走り、ランドローバーのたぐいまれなオフロードの走破性能を堪能できるチャンスはどれくらいあるのでしょうか。それはおそらくスポーツカーを所有されている方がサーキットに走りに行く機会より少ないのではないでしょうか。
9月16日(祝)、皆様のご期待にお応えし、当社のお客様限定のLAND ROVERオフロードイベント、【HAKKO OFFROAD MEETEING 2013!】を開催いたしました。
今回はその様子をレポート致します!
会場は奈良県宇陀市の「奈良トライアルマウンテン」、四輪駆動車の性能をフルに楽しむために設計された専用コースなので急勾配や岩場越えなど、日常生活では味わえないシチュエーションが満載です。
当日、午前中は台風の影響で生憎の雨でしたが、ランドローバーの実力を発揮するには絶好のコンディションでした。午後からは天候も回復し心地良い秋晴れとなり、まさにオフロード日和の一日となりました。
今回皆様にオフロードコースを体験頂くためにご用意したのは、『レンジローバースポーツ』『ディスカバリー4』『レンジローバーイヴォーク』の3車種です。
オープニングの説明会の後はオーナー様が体験したことの無い未知の領域にスタートです。
まずはインストラクターの運転でコースの攻略ポイントと車の機能の説明を含めたオフロードレッスン、その後はいよいよオーナー様自らがステアリングを握りスタートです。
車が走り始めると、見るからに荒れた泥道を難なく走破するその勇ましい姿に歓声が湧き上がります。
運転された皆様が最も驚かれていたのは、ヒル・ディセント・コントロール(HDC)の機能です。ヒル・ディセント・コントロール(HDC)は、その名のとおり、斜面を下る時にABSを使って車速を一定に維持してくれる装置で、低速ギアのローレンジ選択時は車速を時速3.5kmから20kmの間で設定しておくことができます。下り坂での車両コントロールは、恐怖感をともなうためにオフロード走行の中でも特に難易度が高いハズですがこの機能はドライバーを恐怖感から開放しステアリング操作に集中することを可能にしてくれます。
私も実際この機能を使って下り坂を走りましたが、何の恐怖感も感じることなく下っていくその走破性と安心感に頼もしさを感じました。
午後の一番の見せ場はインストラクターによるデモンストレーション走行でした。
どう見てもクルマで登れそうにない急斜面をディスカバリー4は、標準装備の機能を駆使し楽々クリアーしました。
その際に活躍したのは、『テレインレスポンス』の「岩場モード」プログラムです。岩場モードにセットすると、シビアなアクセルワーク、ブレーキ操作から解放され、トラクションコントロールによりスリップすることなく走破します。
同時に活躍していたのがグラディエント・リリース・コントロール(GRC)と呼ばれる装置です。この装置は急こう配での発進する時の安定性を確保するもので、ブレーキペダルのリリース後、いきなりポーンと車両をスタートさせず、徐々に制動力を緩めていってくれる機能で、どんな場所でも簡単に坂道発進させてくれます。
これらの2つの機能の組み合わせで「ディスカバリー4」は周りをヒヤリとさせることなく、見事に急斜面を登り切ってしましまいた。市販車両と全く同じ状態でこの悪路を走破するオフロード性能は圧巻です。
ランドローバー・ファミリーには、全車種にテレインレスポンス、ヒルディセントコントロール、グラディエートリリースコントロールが装備されておりますので機会がありましたら是非お試しくださいませ。
ご参加されたお客様のほとんどの方々は初めてLAND ROVERのオフロード性能に驚かれ、走行後ご自身のお車に対してさらなる安心感と頼もしさを感じられたようで「LAND ROVERがもっと好きになった!」と何より嬉しいお言葉を皆様から頂きました。
次回の開催は未定ですが当社ではぜひ定期的にこのような機会を皆様にご提供させて頂きたいと考えています。次回のご参加を心よりお待ちしております!