“「西陣織」と「JAGUAR」
どちらもクラッシックな背景の中で新しく変わり続けていることにシンパシーを感じている”
細尾真孝さんが思いを語ってくれました。
株式会社細尾 代表取締役社長 / MITメディアラボ ディレクターズフェロー
1978年、元禄元年(1688年)より織物業を営む西陣織の老舗、細尾家に生まれる。
大学卒業後、音楽活動、大手ジュエリーメーカーでの勤務を経て2008年、細尾に入社。
西陣織の技術・素材をベースにしたテキスタイルを海外に向けて展開する事業を開始。建築家・ピーター・マリノ氏のディオールの店舗に使用されるなど、世界のトップメゾンをクライアントに持ち、また、アーティストとのコラボレーションも積極的に行う。
Japanese sustainability
和裁と洋裁の違いは、和裁はあとで糸が取り外しできるように縫われているんです。
着物を代をまたいで渡すときに「洗い張り」といって、着物を分解して反物に戻して、水で新品
状態になるまで洗ったり、擦れてる部分をパーツを入れ替えることによって、いいものを長く
使い続けていく。
そのような設計が、すでに江戸時代から着物の構造の中にあった。
そういった意味においては、日本はSDGsとか言われる以前から、自然との共生やいいものを
長く使い続けていくといったサスティナブルな考え方・哲学が仕組みの中に含まれていた。
それはしっかり世界に伝えていけるものだと思いますし、日本の強みになるんじゃないかと思っていますね。
Impression of JAGUAR
JAGUARはリブランディングされてもクラッシックな要素を持ちながら現代的にアップデートをしている印象がありました。
私自身も西陣織というクラッシックなものに軸足をおいているので新しく変わり続けていることに勝手にシンパシーを感じています。
Drive on JAGUAR
運転しながら音を聞いてその時々考えることがあったり、
何も考えない時も。
音(音楽)と変わっていく景色を楽しんでいるだけ、
座禅を組んで、整えているのに近い感じがあるかもしれないですね。
私たちにできることを日々続けていくことで、
お客さまにご安心いただける店舗を維持していきます。
HOSOO Framed Haku1982
特別な帯の素材として1982年に作られた銀の箔の作品。
約40年の時を経たエイジングによる美は、それぞれ固有の表情をもち、美しいアートとして唯一無二の存在感を放ちます。
※9月16日(土)12:00~16:30 ESC Garage&Club(大阪市西区立売堀6丁目7番12号)にて実物をご覧いただけます。