マクラーレン、グッドウッドでエキサイティングな60周年を祝う

Goodwood Festival of Speed 2021

マクラーレンは、2023年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにおいて、創業者ブルース・マクラーレンに敬意を表し、彼の壮大なビジョンと、マクラーレンが1963年に創業して以来60年に及ぶモータースポーツの歴史において、インディアナポリス500、モナコGP、ル・マン24時間レースでの勝利という伝説的な 「三冠」を達成した偉業を称えます。また マクラーレン・オートモーティブは、グッドウッド・ヒルクライムで2台のニューモデルを世界的にダイナミックにデビューさせ、他のアイコニックな車とともに走行、展示されます。

今年のフェスティバルのメインは、新型750S V8エンジン搭載のスーパーカーと、革新的なシングルシート・クローズドコックピットのSolus GTです。また マクラーレンの高性能ハイブリッドV6スーパーカーであるアルトゥーラも展示されます。

最高出力750PS、最大トルク800Nm、4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジンを搭載する750Sは、新しい軽量化エレメントと組み合わせにより、パワーウェイトレシオは最高587PS/トンとなり、競合モデルよりも22PS/トンも向上しています。新型750Sは、後継モデルの720Sの重量よりも30kg軽く(DIN)、0-100km/h加速2.8秒、0-200km/h加速7.2秒を実現しています。 また乾燥重量わずか1,277kgで、競合モデルよりも193kg軽くなっています。その卓越したダイナミック性能は、マクラーレンのプロアクティブ・シャシー・コントロール連動油圧サスペンションの新バージョン、PCC III によってさらなる進化を遂げました。

そして、バーチャルの世界から現実の世界に飛び出したSolus GT。この車両は、テレビゲーム「グランツーリスモSPORT」に登場する「フューチャリスティック」をコンセプトに、サーキット専用車として開発されました。わずか25台のカスタマーカーが製造され、そのすべてが完売しています。Solus GTは、10,000rpmを超える自然吸気5.2リッターV10エンジンを搭載し、特注の7速シーケンシャル・トランスミッションが組み合わされています。エンジンは最高出力840PS、最大トルク650Nmを発生し、車重は1,000kg以下という驚異的なパフォーマンスにより、0-100km/h加速は2.5秒、最高速度は時速320km をオーバーします。風洞実験とCFD(数値流体力学)を組み合わせた空力パッケージは、1,200kgを超えるダウンフォースを発生させることができ、Solus GTの極限のサーキットパフォーマンスをより強固なものにしています。

2023年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでは、マクラーレンの輝かしいレースとモータースポーツの伝統に触れることのできる、マクラーレン・ハウスにも Solus GTが展示されます。シルバーストーンに本拠を置くエンジニアリング企業、KWスペシャル・プロジェクト(KWSP)は、公道、サーキット、展示用の専用車両プロジェクトのサポートを専門としており、技術供給パートナーとしてマクラーレンのエンジニアと協力しています。

スーパーカー部門とマニュファクチャラー部門からは、マクラーレンの過去と現在のモデルが出走します。マクラーレン初のV6ハイブリッドスーパーカーであるアルトゥーラは、2023年に誕生10周年を迎えるマクラーレン初のハイブリッドカーP1″! とともにヒルクライムに参加します。マクラーレン・セナやエルバを含むアルティメットシリーズや、量産モデルとして初の12C、その初期ロットである12C Job #1もヒルクライムに参加します。

「マクラーレン・モーメント」と題した4日間、ヒルクライムではマクラーレンが誇るレーシングマシンが感動的なモーターショーを繰り広げます。週末には、ミカ・ハッキネンが1999年のF1ドライバーズ世界選手権で優勝したMP4/14のステアリングを再び握るほか、ブルーノ・セナが叔父のアイルトン・セナが1991年のF1世界選手権で優勝したMP4/6をドライブします。そしてマクラーレンのル・マン24時間レースのウィナーである JJ・レトは、ルイス・ハミルトンの2008年F1選手権ウィナーであるMP4/23をドライブするなど、華々しいレーシングカー、そしてドライバーたちが集結します。

また マクラーレン・カスタマー・レーシングが開発した12C GT3、650S GT3、570S GT4、720S GT3 X(ロブ・ベルが2021年のタイム・シュートアウトで優勝)、GT3 Evoなどのマシンや、新しいアルトゥーラ・トロフィーのレースカーもご覧いただけます。

「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードは、60年にわたるエキサイティングなパフォーマンスを祝うのに理想的なイベントです。マクラーレンの歴史的な名車と2つの新しいグローバルモデルたち。その新旧の出会い、そして今後のマクラーレンの未来を是非ご覧ください」
マクラーレン・オートモーティブCEO マイケル・ライターズ

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