2014.08.18

ランドローバーとヴァージン・ギャラクティック社、 テストおよび開発分野における新たな試みを実施


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ランドローバーと、冒険・革新・探検の分野におけるグローバル・パートナーであるヴァージン・ギャラクティック社は、地上と宇宙空間における新しい乗り物をテストおよび開発するにあたり、その背景にある類似性と複雑性を比較検討するという試みをし、新たな可能性を示唆しました。両社はパートナーシップを通じて、価値観と経験を共有し、地上と宇宙空間における最先端技術の開発に向け協力しています。

今年4月にニューヨークにて発表した両社の画期的なパ-トナーシップは、大きく前進しています。ランドローバーは、新型「ディスカバリー・スポーツ」の開発が最終段階に突入しており、ヴァージン・ギャラクティック社は世界初の民間宇宙船「スペースシップ2」の打ち上げに向け、飛行テストとエンジニアリング・プログラムを遂行しています。

ランドローバーのプログラム・ディレクターであるマーレイ・ディーチェ(Murray Dietsch)は、次のように語っています。「ランドローバーとヴァージン・ギャラクティック社は、エンジニアリングに関して共通の哲学を持ち合せています。まず、アイデアからスタートし、そのアイデアを組み立て、設計し、年月をかけて改良を重ね、ヴァーチャル・テストを経て、プロトタイプを実際に走らせます。ヴァージン・ギャラクティック社との連携により、お互いのチームが親密な関係を築き、エンジニアリングと専門性における共通分野を探ることができるのは、とても興味深いことだと思います。『ディスカバリー・スポーツ』のプロトタイプは、世界で最も過酷で、車両の能力が試される地形と気候のもとで走行テストが行われています。その走行距離はおよそ75万マイル(約120万キロメートル)にまでおよびます。車両の堅牢性と設計における絶対的な信頼と確実性を求め、計181台のプロトタイプ車両を使い、そのライフタイムを通じて世界各地で11,000を超えるテストを完了させたのです。」

ヴァージン・ギャラクティック社のCEOである、ジョージ・ホワイトサイズ(George Whitesides)氏は次のようにコメントしています。「ヴァージン・ギャラクティック社は自らの限界を押し上げ、当社のビジョンに命を吹き込むイノベーションの開発に取り組んでおり、世界初となる民間宇宙船の打ち上げの実現に大きな期待を寄せています。ランドローバーと同様、エンジニアリングとデザイン面において、精密さ、創造力、そして前例のないものを追求しているのです。」

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