2014.09.04
ランドローバー、新型モデル「ディスカバリー・スポーツ」を初公開
ランドローバーは、世界で最も優れた多用途性とパフォーマンスを有する新型プレミアムコンパクトSUV「ディスカバリースポーツ」を初公開。
「ディスカバリースポーツ」は、英国リバプール市ヘイルウッドのジャガーランドローバー生産施設で製造される。発売は2015年初めを予定しており、世界170の市場で既存の7名乗りモデルの「ディスカバリー」とともに販売される。
同車は、新しいディスカバリーファミリーの先陣を切るモデルで、既存の5名乗りプレミアムSUVと変わらないスペースに、5+2名用にアレンジ可能なシートシステムを搭載。
「ディスカバリースポーツ」の進歩的なデザインアプローチは、インテリアスペースの有効利用、プロポーションとスタンスの最適化という、新しいディスカバリーファミリーの特徴を明確にしている。デザインが主導的な役を担い、エンジニアリングの整合性をとることで、ダイナミックな存在感と、5+2名用のシートアレンジも可能な究極のインテリアスペースを実現。
ランドローバーのデザインディレクター兼チーフクリエーティブオフィサーの、ジェリー・マクガバン氏は「私どもが挑戦したのは、プレミアムなデザインと優れた多用途性の両立でした。つまり、このふたつの要素を調和して機能させなくてはなりませんでした。その目的が達成できたことを誇りに思っています。『ディスカバリー・スポーツ』のダイナミックなデザインは、お客様の感情に訴えかけ、共感が得られると信じています。そして、この車は他のどのプレミアムコンパクトSUVよりも、優れた多用途性を提供します。」とコメントしています。
インテリアは、ユーザーを第一に考えてデザインされているが、冒険心も表現されている。
エクステリアのプレミアムデザインを反映するために高品質の素材を使用し、センターコンソールはダッシュボード方向に伸び、力強い存在感を放つ造形を採用。同時に多用途性という「ディスカバリー」の本質的価値をいたるところで見てとることができる。キャビンには工夫を凝らした収納を組み込み、最大4つの12Vコンセントと6つのUSBチャージ用ソケットが3列全てのシート用に用意され、複数の電子機器を同時に充電することが可能。
「ディスカバリースポーツ」は様々な革新的技術を駆使し、多用途性に優れた5+2名用のシートシステムを、プレミアムコンパクトSUVのセグメントで初めて導入した。新開発のマルチリンク式リアアクスルは、車との一体感あふれるドライビングダイナミクスを実現するだけでなく、2列目シートより後方のキャビンでは、十分かつ柔軟性のあるスペースを提供。
オンロードでは、ロングストロークのしなやかなサスペンションと、革新的なマルチリンク式リアアクスルの相乗効果により、快適で洗練されたドライビングエクスペリエンスを実現。その一方で、オールテレイン走破能力も確保。
テレインレスポンステクノロジーを搭載し、アプローチアングル25度、デパーチャーアングル31度、ブレークオーバーアングル21度、最大渡河限界600mmを誇り、あらゆる条件下においてクラストップの能力を発揮。
「ディスカバリースポーツ」の開発においても安全性は重要視するポイントとなり、クラス初となる歩行者用エアバッグ、自動緊急ブレーキ、そして超高張力鋼と軽量アルミニウム製の両素材を使用した最先端ボディシェルを採用。
これらは「ディスカバリースポーツ」に搭載する先進的な装備のごく一部である。他にも、ヘッドアップディスプレイ(HUD)、全面的に新しくなった8インチタッチスクリーンインフォテインメントシステム、そしてインテリアのアレンジ性を最大限確保するためのティルト&スライド式2列目シートなどが装備されています。