2016.03.16
「RANGE ROVER EVOQUE」、 ランドローバー史上最速で生産台数50万台を達成
ランドローバーは、ラグジュアリー・コンパクトSUV「RANGE ROVER EVOQUE」の生産台数が、ヘイルウッド工場での出荷開始後わずか4年間で50万台に到達したことを発表しました。「RANGE ROVER EVOQUE」の売れ行きはランドローバー史上最速で、生産台数50万台達成の最短記録を樹立しました。
これは、世界で販売されているランドローバー車両3台のうち1台が「RANGE ROVER EVOQUE」であるという計算になります。ヘイルウッド工場の生産ラインは、増大する世界的需要に応えるために24時間体制で稼働し、80秒に1台のペースで新型車両を製造しています。
2億5,000万ポンド(約408億円)を投じた英国ヘイルウッド工場にとって、数々の受賞歴を持つ「RANGE ROVER EVOQUE」は大きな転換期をもたらしました。マージーサイド州の拠点で「RANGE ROVER EVOQUE」の生産が開始されると同時に、3交替制の勤務シフトが導入され、その後わずか4年で工場の従業員数は3倍になり、生産台数は4倍になりました。「RANGE ROVER EVOQUE」は、「RANGE ROVER」の優れたエンジニアリングとイノベーションに対する高い評価にも貢献しています。2016年モデルにおいても、ジャガー・ランドローバー初となるフルLEDアダプティブ・ヘッドランプを採用するなど、画期的なエクステリア・デザインに進化しています。
世界唯一となる、ラグジュアリーかつコンパクトな新型「RANGE ROVER EVOQUE CONVERTIBLE」は、2015年11月に開催されたロサンゼルス国際モーターショーでワールドデビューを果たしました。
ヘイルウッド工場のオペレーションズ・ディレクター、リチャード・エルスは次のように述べています。「『RANGE ROVER EVOQUE』は、ヘイルウッド工場とジャガー・ランドローバーにとっても、素晴らしい成功をもたらしてくれました。私たちは、この定評のあるSUVの製造に携わることができ誇りに思います。まもなく新型『RANGE ROVER EVOQUE CONVERTIBLE』をヘイルウッド工場に迎え入れることを楽しみにしています。」
ランドローバーの歴史において、「RANGE ROVER EVOQUE」生産台数50万台達成は新たな記録を刻みました。これまでにも、2015年4月には、ランドローバー・ブランドとして累計販売台数600万台を達成し、それを祝し、独自のパドルランプ・デザインを採用した記念すべき特別仕様モデル「RANGE ROVER VOGUE SE LWB」を製造しました。
また2015年6月、「LAND ROVER」シリーズと「DEFENDER」の生産200万台という節目には、伝統的な四輪駆動車をモチーフにしたビスポーク・モデルを製作しました。この車両は12月16日に英国ロンドンのボナムズ・オークションハウスで競売にかけられ、その売上金は国際赤十字赤新月社連盟とボーンフリー財団に寄付されており、40万ポンド(約6,520万円)が両団体の間で均等に配分されています。