2016.02.29
ランドローバーとボーンフリー財団、ゾウ保護プロジェクトへの支援を発表
世界中の野生動物写真家が集結し1冊の写真集を販売
ランドローバーとボーンフリー財団は、絶滅の危機に瀕しているゾウに対する意識を高め、資金を集める保護プロジェクト「Remembering Elephants(リメンバリング・エレファンツ)」への支援を表明しました。
このプロジェクトでは、野生動物写真家であり、熱心な自然保護活動家であるマーゴット・ラゲット氏の呼びかけで世界中の著名な野生動物写真家50人が集結し、彼らが寄付した写真を1冊の本にして、2016年9月に出版します。写真集は、支援資金のために販売され、密猟に立ち向かう姿勢と、アフリカに生息するゾウの、美しく人々の心をとらえる魅力を表現しています。
マーゴット氏は、次のように述べています。「ランドローバーから『Remembering Elephants』への賛同をいただき、この上ない喜びを感じています。ランドローバー以上にふさわしいスポンサーは考えられません。もともとは、フォトグラファー仲間数人が、封筒の裏に思いついたことを書きだして始めたプロジェクトですが、今では、数万人が参加するまでに成長し、私たち全員が情熱を注ぐ原動力になっています。私たちは、今こそゾウに思いを寄せるべきです。プロジェクトのタイトルは、この美しい種に対する、大いなる敬意を表したものです。」
「Remembering Elephants」は、ゾウの誕生から死の最後の瞬間までの一生を記録した全60枚の作品を集めた本です。この本に収められた60枚の写真は、すべて展示販売され、その売上もこのプロジェクトに寄付されます。ランドローバーは、2016年9月18日にロンドンのギャラリー「La Galleria Pall Mall」で行われる展示会に協賛します。
このプロジェクトは、ランドローバーとボーンフリー財団が取り組んでいる、世界全体でのサステイナビリティ(持続可能性)の確保、意識向上、教育、そして世界中の動物が置かれている環境を改善するための活動と合致します。
ジャガー・ランドローバーのエクスペリエンシャル・マーケティング・ディレクター、マーク・キャメロンは、次のように述べています。「ランドローバーは2002年からボーンフリー財団と良好で充実したパートナーシップを築いています。この素晴らしいプロジェクトにより、ボーンフリー財団による密猟者に対するたゆまぬ戦いと、ゾウの保護活動を支援するという当社のコミットメントはさらに強固なものとなります。この本の中の写真は感動的で、ゾウの真の美しさを余すことなくとらえています。このプロジェクトに携わることができたことを誇りに思います。」
「Remembering Elephants」展示会は、ロンドンにある「La Galleria Pall Mall」で9月18日から10月1日まで開催予定です。
■ボーンフリー財団について( www.bornfree.org.uk )
– ボーンフリー財団は、野生生物保護の観点から国際規模で活動する慈善活動団体で、慈悲深く動物の保護と福祉に尽力しています。同財団は、絶滅危惧種の保護と、動物を苦しみから救うための活動を世界中で展開しているほか、野生生物は野生に属するという信念のもと、動物園を段階的になくすことを目指しています。同財団は、動物たちを狭い檻から開放し、生涯にわたるケアを提供しています。
– ボーンフリー財団は、自然生息地内のライオン、ゾウ、トラ、ゴリラ、オオカミ、ホッキョクグマ、イルカ、ウミガメ、その他多くの生物種の保護に力を入れています。また、地域社会と協力し、人間と野生生物が衝突することなく共存できるよう活動しています。注目を集めるキャンペーン展開によって、世論を変え、意思決定者を説得し、結果を得ています。毎年、ボーンフリー財団は世界中で何十万もの動物を救っています。